12勝を目指す小結安青錦は若元春と対戦、若元春が四つに組み止めて密着、安青錦の体を起こして何もさせず寄り切った。
令和二年以来の横綱同士の千秋楽優勝をかけた取り組み、大の里は13勝1敗、豊昇龍は12勝2敗、大の里勝てば優勝、負ければ同点優勝決定戦が行われる
大の里は、仕切りで相手を睨みつける豊昇龍と目を合わせずさっさと塩に戻る、ここで苦手意識を感じた
立ち合いで大の里は、昨日の豊昇龍の変化が一瞬よぎったのではないか、それが立ち合いの迷いとなったのでは?
反対に豊昇龍は迷いなく一直線に突いて出て、まったく無抵抗の大の里をあっさり寄り切った、予想と正反対の結果に会場はため息。
そして決定戦、私なりに大の里が勝つ取り口を考えてみた、今度は豊昇龍は当たって少し変化してまわしを取りに来て得意の上手投げをかけてくるのではないか
過去何回もこれで大の里に勝っている
そうなれば大の里は投げを防ぐために右を差して、左は得意の押っつけで土俵ぎわまで押し込んで(いつもここで攻め急いで投げや突き落としを食っている)いったん腰を下げると同時に右でまわしをつかんで密着して豊昇龍の上手投げを防いで寄り切る
という筋書き
ところがまったく筋書き通りの結果が起こった、最後は投げを一歩こらえてワンテンポずらして体を預けて寄り倒した、スピードのある攻めだった。
これで入幕して5回目の優勝、これからも独走しそうな強さであった、北の湖、千代の富士、大鵬、貴乃花の名横綱と肩を並べるだろう
早くもう一人日本人横綱ができてもらいたい、第一候補は琴櫻だが今一つ安定性が足りない、次の候補がまだ見えない
外国人では安青錦の大関までは真近な感じになって来た、早ければ来年初場所で決まる可能性がある、ウクライナ力士では初めてだ。